小田原おしりとおなかのクリニック

小田原駅より徒歩3分

大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)
colonoscopy

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)について

大腸カメラ検査

  • 大腸カメラは、内視鏡を肛門から挿入することにより、結腸や直腸のポリープやがん、腫瘍、潰瘍、炎症、大腸憩室などの腹痛や、出血、貧血などの原因がないか診断します。
  • 検査時間は15分程度で、痛みを抑えたり気分がリラックスする鎮痛、鎮静剤の注射を使用する事も可能です。
  • 鎮痛、鎮静剤を使用した場合、検査後にはっきりするまで1〜2時間ほどリカバリー室で休養していただき、検査結果説明後に帰宅となります。
  • 鎮痛、鎮静剤をご希望の場合は、公共交通機関でごおこしください。
  • 検査前日は、指定の検査食をお召し上がりいただきます。
  • 検査の前日は、20時以降食事はご遠慮ください。
  • 夕食後に、検査前日用にお渡しした下剤を水に溶いて内服していただきます。通常内服3時間後以降に排便があります。
  • 検査当日は、飲み物は検査の2時間前まで、少量ずつであれば摂取可能です。
  • 検査予定時間の5時間前より、所定の下剤と飲み物を内服していただきます。飲み方はお渡ししたパンフレットをご参照ください。
  • 検査予定時間の30分前にはご来院ください。もし遅れそうな場合はご連絡ください。
  • 検査は完全予約制です。医師の診察を受けていただいてから、検査日程を決定します。初診当日の内視鏡検査は出来ませんので、ご了承下さい。

当院の大腸内視鏡検査

専門の医師による検査

  • 日本消化器内視鏡学会の専門医である医師が検査を行います。
  • 長年検診センターで、胃カメラや大腸カメラをおこなってきました。
  • 患者さまにお声をかけながら、安心して検査を受けられる配慮を行っております。

苦痛の少ない検査

  • 注水法や無送気軸保持短縮法など、できるだけ苦痛のない大腸検査を心がけます。
  • 麻酔は、点滴のルートより鎮痛剤やご希望により鎮静剤を使用しますので、比較的楽に検査をお受けいただけます。カメラには潤滑剤を塗ってあります。

大腸カメラ検査をお勧めする方

血便が出る
血便で出る場合は、いぼ痔や切れ痔からの出血の事が多いですが、潰瘍性大腸炎やクローン病の潰瘍からの出血、虚血性腸炎、憩室出血のほか、直腸や結腸の癌の可能性もあります。一度大腸内視鏡検査をお受けになる事をお勧めします。稀に上部の胃潰瘍や十二指腸潰瘍の可能性もあるので、状況よっては一緒に胃カメラもお受けになることをお勧めすることもあります。
下痢や便秘になりやすい
生活習慣や体質、過敏性大腸症候群により、便秘や下痢になりやすい事が多いですが、稀に直腸や結腸のがんや多発大腸憩室や虚血性腸炎後の大腸狭窄により、同じような症状をきたすこともあります。一度大腸内視鏡検査をお受けになることをお勧めします。
貧血を指摘されたことがある
貧血の原因として食生活や、女性の場合は過多月経による婦人科領域の病気の可能性もありますが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、その他胃や大腸などの消化器のがんが潜んでいる可能性もあります。一度胃カメラや大腸カメラを含め、詳細な検査をお勧めします。
腹痛や膨満感がある
便秘症や大腸炎により、腹痛や腹満がおきている可能性もありますが、潰瘍性大腸炎炎やクローン病、憩室炎のほか直腸癌や結腸の癌で、同様の症状が見られる事もあります。一度大腸内視鏡検査をお受けになる事をお勧めします。
お腹にしこりがある
おなかのしこりの原因として、消化器の癌や婦人科領域の癌のほか、腹腔内の膿瘍等の可能性があり、一度胃カメラ、大腸カメラや腹部超音波検査等をお受けになる事をお勧めします。
急に体重が減ってきた
急激な体重減少の原因として、胃がんや大腸がん等の消化器のがんの可能性があります。胃カメラ、大腸カメラを含めた詳細な検査をお勧めします。
健康診断、人間ドックなどの便潜血検査で異常を指摘された
便潜血の原因としては、痔からの出血や大腸の炎症による可能性が多いですが、直腸や結腸の癌の可能性もあります。一度大腸カメラをお受けください。
大腸がん、大腸ポリープの治療を受けたことがある
大腸の癌や大腸ポリープの治療をお受けになった事がある方は、体質的に癌やポリープができやすい可能性もあります。定期的に大腸カメラをお受けになることをお勧めします。
40歳以上で、一度も大腸内視鏡検査を受けたことがない
40歳以上ではがんの発生率が上がってきます。一度胃カメラと大腸カメラを受ける事をお勧めします。
ご家族に大腸がんになった方がいる
遺伝的にがんができやすい家系の可能性もあり、定期的な胃カメラ、大腸カメラを含む精査をお勧めします。
慢性的な大腸の炎症疾患がある
大腸の炎症の原因として、細菌による大腸炎のほか大腸憩室炎や潰瘍性大腸炎やクローン病の可能性もあり一、度大腸カメラをお受けになる事をお勧めします。
以前ポリープをとったことがある
大腸ポリープの治療をお受けになった事がある方は、体質的にポリープができやすい可能性もあります。定期的に大腸カメラをお受けになることをお勧めします。

検査の流れ

前日の準備

  • 検査の前日は、20時以降食事はご遠慮ください。
  • 飲み物は検査の2時間前まで、少量ずつであれば摂取可能です。

当日朝

  • 朝食は召しあがらないでください。飲み物は、検査が始まる2時間前までであれば少量摂取可能です。

来院

  • 麻酔をご希望される場合は、自動車やバイク、自転車は、事故や怪我の原因になる可能性があるためご遠慮お願いします。公共交通機関をご利用ください。

検査

  • 検査前に点滴のルートを確保後に、消泡剤の液体の内服していただきます。
  • 検査の体位をとっていただいた後に、ご希望の方は鎮静、鎮痛剤投与しリラックスした状態で検査を開始します。
  • 検査は約15分程度です。

検査後

  • 検査終了後はウトウトした状態ですので、完全にはっきりするまでリカバリー室で休んでいただきます。
  • 意識がはっきりしたら、検査結果の説明があります。

費用

  • 保険診療で、観察のみであれば通常2割負担で4,000円〜6,000円程度、3割負担で7,000円〜10,000円程度となります。
  • 鎮痛鎮静剤を使用したり、大腸カメラ検査中に生検や大腸ポリープ切除、病理検査を含めると、検査する個数にもよりますが、2割負担で13,000円〜24,00円程度、3割負担で20,000円〜30,000円程度の費用がかかります。
  • 大腸カメラで大腸ポリープ切除した場合、保険会社に加入している方で条件を満たす場合は、保険金の請求が可能です。