小田原おしりとおなかのクリニック

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大腸カメラで見つかる病気disease

大腸憩室

消化管壁の一部が後天的に外側に突出し、袋状になった状態を憩室といい、大腸の壁にできた憩室を大腸憩室と呼びます。大腸の強い蠕動運動により内圧が高まり、大腸の壁の弱い部位が風船のように飛び出した結果、大腸憩室になるといわれています。

通常1cm程度で複数発生する事が多く、大腸の中でも盲腸や上行結腸、S状結腸に多く発生します。

有病率は年齢とともに増加し全体で30〜40%の人にあるともいわれています。80%以上の人は無症状で生涯経過しますが、大腸憩室炎や憩室出血の原因になることもあります。

大腸カメラで見つかる病気