大腸カメラで見つかる病気disease
大腸悪性リンパ腫
大腸にいるリンパ球が悪性化した腫瘍です。50~70代の人に多い病気で、小腸と大腸の境目の盲腸によくできます。
症状は初期はほとんどなく、便潜血検査陽性となった方が大腸カメラを受けて偶然発見されることが多いです。大きくなってくると腹痛や下血、腹部腫瘤、発熱、体重減少などの症状が出ます。
治療は、ピロリ菌と関係するMALTリンパ腫の場合は、胃のリンパ腫と同様にピロリ菌の除菌が第一選択になります。その他のリンパ腫に対しては、手術や薬物治療が行われます。