胃カメラで見つかる病気disease
胃ポリープ
胃の粘膜より隆起した出っ張りの総称です。がんに関係あるものもありますが、がんと関連のないポリープであることが多いです。健診のバリウム検査で異常を指摘された方が、胃カメラで診断されることが多いです。
胃ポリープの自覚症状は殆どありませんが、まれにポリープから出血して貧血をきたすことがあります。良性のポリープで最も頻度が高いのは胃底腺ポリープで、胃酸を抑えるクスリ（PPI）の長期使用により大きくなる事が報告されています。
ピロリ菌感染に関係するポリープやポリープ様のがんの事もあるため、定期的な内視鏡検査をおすすめします。