小田原おしりとおなかのクリニック

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胃カメラで見つかる病気disease

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃やそれに続く十二指腸の粘膜の一部が、胃酸や外的刺激により傷害を受け欠損した状態です。症状としては、みぞおちの痛みや食欲不振、突然の吐血や黒色便などがあります。

粘膜を保護するバリア機能と、悪影響を与える攻撃因子のバランスが崩れることにより発生すると考えられています。ピロリ菌の感染と痛み止め(NSAIDs)の使用が発症の二大要因といわれており、その他ストレスや喫煙も悪影響を与える因子といわれています。

治療としては、原因となる痛み止めの中止やピロリ菌の除菌、胃酸を抑える薬や粘膜保護剤の投与を行います。

胃カメラによる検査時や治療中に、潰瘍からの出血が疑われる場合は胃カメラによる治療を行い、胃に穴があいておなか(腹膜)の炎症がひどい場合は手術を行う事もあります。

胃カメラで見つかる病気