肛門科Proctology
日帰り手術とは
日帰り手術は手術予定日にクリニックに来院していただき、前処置後に腰椎麻酔、仙骨硬膜外麻酔、局所麻酔のいずれかの麻酔を施行したのちに手術室にておしりの病気の手術を行います。
術後は麻酔が十分覚めるまでリカバリー室にてお休みいただいたのちに帰宅していただきます。
メリット・デメリット
circle メリット
- 術後にご自宅で過ごせるのでプライバシーの心配はありません。
close デメリット
- 手術翌日に通院して傷や痛みの状態の確認が必要となります。
- 帰宅後、出血や痛みに対して自己管理が必要となりますが、電話での対応は可能です。
麻酔について
おしりの病気の手術時の麻酔は、座位で腰の骨の間より細い針を刺して行う腰椎麻酔または腰椎と尾てい骨の間にある仙骨の隙間に針を刺す仙骨硬膜外麻酔、肛門の周囲に局所麻酔薬を注射して行う局所麻酔のいずれかにより痛がない状態で行いますのでご心配はいりません。
日帰り手術の流れ
- 手術前日の夜に下剤を内服していただきます。
- 手術当日の午前中にご来院いただき受付を済ませていただいたのちに手術着にお着替えいただきます。
- 点滴を入れたのちに浣腸を行い直腸を空の状態にします。
- 手術室に移動後に麻酔を行ったのちに手術を行います。
- 術後はリカバリールームで約3時間程度安静にしていただき、麻酔がじゅうぶん覚めたことと術後出血や強い痛みのがない事を確認後に抗生剤と痛み止めをお渡しし帰宅していただきます。
- もし心配な方は提携病院に入院してする事も可能です。
- 手術翌日にご来院いただき傷の状態や痛みの程度を確認し、次回の再診日を相談させていただきます。